[ubuntu-jp:4763] Re: Ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remix リリース候補版

[Terazono, Junya]

小林様、皆様

　寺薗です。
　当方でも、テストを行なってみましたので、以下、その状況のご報告です。

＜テスト環境＞
・仮想マシン(実機もできれば行いたいのですが…)
・VMware Player 6.0.2
・メモリ2GB, HDD20GB、プリンタ、USBを無効

＜起動時＞
・Live session、及び「Ubuntuをインストール」の画面が共に日本語化されてい
ることを確認。

＜Liveセッション＞
・アイコン、dash表示、ランチャー、LibreOfficeの画面等が日本語化されてい
ることを確認
・上のバー(これなんていうんでしたっけ)からのプルダウンメニューの画面も日本語化されていることを確認(NetworkManagerで、有線が「Wired connection 1」となっていますが、これは13.10もそうでしたので気にしないで大丈夫でしょう。
・電源のメニューで「ハイバネート」が入っていますが、これでよかったのでしょうか？(betaですとハイバネートはもともと入っていなかった記憶があります)。
・geditにてMozcで日本語が入力できることを確認(従来と違う水色の入力促進ツールが出てくるのはFctixだからか？)

＜インストール過程＞
・ubiquity画面が日本語で起動することを確認
・なお、一旦ubiquityを起動したあと、別のアプリ(実は上記のgedit)を起動したあと、もう一度ubiquityに戻ると言語が別になります。私の場合はタガログ語になりました。
・一連のインストール設定過程は問題なし。
・インストール時に出てくる画面も日本語で表示される。

＜再起動し、通常のセッション開始後＞
・時刻はJSTで表示されるようになった。
・デスクトップ表示は全て日本語
・各種アプリケーションの日本語化(日本語でメニューが表示されること)も確認
・Mozcの起動を確認したが、なぜか全角カタカナでの入力が始まってしまう。
　※この点は、私が何かのキーを押してしまったためかも知れません。
・「半角／全角」キーで日本語入力の切り替え(日本語←→半角)が実施できること
　を確認 
・「入力メソッドの設定」では、入力メソッドのON／OFFが、上記「半角
　／全角」に加え、ctrl＋Spaceとなっていることを確認。ただ、ctrl＋spaceの
　場合には、入力に下線がついているため、Mozcの半角入力モードになっている
　ようである。
・ctrl+spaceを試しに「変換」に設定したところ、機能し、「変換」キーでの日
　本語入力のON/OFFが実行できるようになった(これは私自身がATOKのキーアサ
　インを好んでいるので、試してみたかったというところです)。
・Mozcの設定画面が出てきているが、ウィンドウがGTK3+ではない？(ちょっと他
　のウィンドウと見かけが異なる。ただ、内容自体に問題はなく、むしろ今まで
　コマンドラインから呼び出していたツールがメニューから出てくるのは大変う
　れしいです)。
・こちらでは、電源キーのメニューに「ハイバネート」は出ませんでした。こち
　らが正しいと思われますが。

　これは直接の動作確認と離れますが、Fctixになったためか、Mozcの変換ウィ
ンドウが入力文字列から大変いい位置に離れたことによって、入力が大変しやす
くなりました。私は割と長い文章を打つことが仕事柄多いため、12.04での、時
折文字列に覆いかぶさるような変換ウィンドウはうっとうしいと思っていまし
た。大変改善されたシステムが楽しみです。

　改めて日本語Remixを作成された皆様に深い感謝を申し上げます。

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                   寺薗　淳也 (Terazono, Junya) 
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