[ubuntu-jp:4168] Re: すでにビルドされているバイナリーの挙動が、ライブラリの開発用パッケージのありなしで変わる問題

Takashi Sakamoto o-takashi @ sakamocchi.jp
2012年 6月 25日 (月) 13:58:49 UTC


あかべさん、どうもありがとうございます。

件名に関してですが、その後Debian SIDのパッケージの更新があり、バグ報告す
るまでもなく解決してしまいました。このパッケージが現在のQuantalにも下り
てきているため、Ubuntu側でも解決しています。
https://launchpad.net/ubuntu/+source/unicap

バグに気付いてから文字通りあっと言う間の出来事で驚きました。
みなさんお騒がせしました。


坂本 貴史
o-takashi @ sakamocchi.jp

(2012年06月20日 16:59), Koichi Akabe wrote:
> こんにちは。あかべです。
> 
> On Wed, 20 Jun 2012 13:50:39 +0900
> Takashi Sakamoto <o-takashi @ sakamocchi.jp> wrote:
> 
>>
>> 今回、ライブラリ「libunicap2」を利用したソフトウェアをビルドしました。
>> ビルドのためにライブラリのヘッダファイルなどを含むパッケージ
>> 「libunicap2-dev」をインストールしました。
>> ビルドは無事に終わり、作成されたバイナリーの動作も期待通りでした。
>> ここで、「libunicap2-dev」をアンインストールしたところ、ビルド済みのバイ
>> ナリーの挙動が変わってしまいました。
>>
>> 私の理解では、パッケージ「*-dev」はライブラリのヘッダファイルなどを含む
>> 開発用のパッケージであって、ビルドされたバイナリーはこのパッケージがあっ
>> てもなくても同じように動作すると思います。
>>
>> しかし先述の通り、libunicap2はその限りではありませんでした。
>>
> 
> 原因は分かりませんが、参考までに。
> 
> Ubuntu 12.04 (amd64) と、 Debian unstable (i386) の2つの環境で試したところ、 Ubuntu 12.04 (amd64) では現象が確認されませんでしたが、 Debian unstable (i386) では坂本さんの場合と同様の現象が確認されました。
> 
> 確かに、通常は -dev パッケージの有無に関わらずコンパイル済みバイナリーの挙動は等しくなるはずですし、libunicap2-dev の中身をざっと見た感じ、思い当たるところはありませんでした。



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