[ubuntu-jp:4166] Re: すでにビルドされているバイナリーの挙動が、ライブラリの開発用パッケージのありなしで変わる問題

Koichi Akabe vbkaisetsu @ gmail.com
2012年 6月 20日 (水) 07:59:44 UTC


こんにちは。あかべです。

On Wed, 20 Jun 2012 13:50:39 +0900
Takashi Sakamoto <o-takashi @ sakamocchi.jp> wrote:

> 
> 今回、ライブラリ「libunicap2」を利用したソフトウェアをビルドしました。
> ビルドのためにライブラリのヘッダファイルなどを含むパッケージ
> 「libunicap2-dev」をインストールしました。
> ビルドは無事に終わり、作成されたバイナリーの動作も期待通りでした。
> ここで、「libunicap2-dev」をアンインストールしたところ、ビルド済みのバイ
> ナリーの挙動が変わってしまいました。
> 
> 私の理解では、パッケージ「*-dev」はライブラリのヘッダファイルなどを含む
> 開発用のパッケージであって、ビルドされたバイナリーはこのパッケージがあっ
> てもなくても同じように動作すると思います。
> 
> しかし先述の通り、libunicap2はその限りではありませんでした。
> 

原因は分かりませんが、参考までに。

Ubuntu 12.04 (amd64) と、 Debian unstable (i386) の2つの環境で試したところ、 Ubuntu 12.04 (amd64) では現象が確認されませんでしたが、 Debian unstable (i386) では坂本さんの場合と同様の現象が確認されました。

確かに、通常は -dev パッケージの有無に関わらずコンパイル済みバイナリーの挙動は等しくなるはずですし、libunicap2-dev の中身をざっと見た感じ、思い当たるところはありませんでした。

-- 
Koichi Akabe
  vbkaisetsu at {gmail.com}



ubuntu-jp メーリングリストの案内