[ubuntu-jp:1478] Re: [MEIWAKU] Re:iso-codes 各国語

Mitsuya Shibata mty.shibata @ gmail.com
2009年 1月 12日 (月) 07:00:51 GMT


山田さま、

2009/01/12 10:13 ymd08 <naturelvky @ ab.auone-net.jp>:
> ところでhttps://translations.launchpad.net/ubuntu/jaunty/+lang/jaのcoreutils
> のところで、
>
> 1.
> 「truncating at %<PRIuMAX> bytes in output file %s」
> という文があり
> これを
> 「出力ファイル%sの %<PRIuMAX> バイトの位置で切り捨てます。」
> のように訳すと
> 「Error in Translation:
> number of format specifications in 'msgid' and 'msgstr' does not match」
> というメッセージが出ます。これはどういう意味のエラーなのですか。

%<PRIuMAX>, %sはそれぞれ状況に応じてアプリケーションによって
置換されます。よってこれらの二つは翻訳せずにそのまま書きます。
さらに注意しなければいけないのは、これらの言葉が出てくる順番を
変えることはできないということです。英語原文で、%<PRIuMAX>, %s
の順番で使っている以上、日本語訳も%<PRIuMAX>, %sの順番で
現れるように訳さなくてはいけません。

ただし、英語原文で%1$<PRIuMAX>, %2$sなどと数字指定されている
場合は、訳語中の順番を入れ替えることができる……と思います。

今回の場合ですと、順番を維持したまま翻訳するとどうしても
不自然になってしまいますので、とりあえず未翻訳のまま残しておいて、
ソースコードの方で対応してもらうのが良いのではないでしょうか。


> 2.
> また文末の「。」はつけるのですか。

原文にピリオドがついていたら句点をつける、ピリオドがなければ句点をつけない
という形が良いのではないでしょうか。ただし、このへんは翻訳者のポリシーや、
訳語が実際にアプリケーション上で表示される状況にも依存します。よって、
実際に翻訳したいアプリケーションに、そのメッセージを表示させることで、
どちらにするか考慮するという形が最善だと思います。


> 3.
> 「-k                    like --block-size=1K」
"--block-size"はコマンドラインオプションですので、翻訳してはいけません。
あと、おそらくその場合ですと「〜のように」ではなく、「-kは
--block-size=1Kを指定した場合と同じ」というような意味になるかと思います。

> 4.
> 改行は原文と同じにとありますが、どれくらい厳密にする必要がありますか。
> 同じ文字数の所で改行するのか、原文が2行であれば訳文も2行であればよいといった
> 大まかな感じでよいのでしょうか。

Launchpad上ですと、文中のあわせなければいけない改行は青字の改行マークで
表示されているかと思います。英語原文と日本語訳文改行マークの数が
必ず一致するように翻訳してください。


-- 
柴田 充也
mty.shibata @ gmail.com



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