[ubuntu-jp:5503] Re: Ubiquityのキーボードレイアウトについて

Mitsuya Shibata mty.shibata @ gmail.com
2016年 5月 4日 (水) 09:09:29 UTC


RxOrcaさん、

2016年5月4日 16:11 RxOrca <orca.rexx @ r8.dion.ne.jp>:
> すみません, 日本語 Remixの問題ではなく, 本家の話です。
(中略)
>
> isoファイルを USB FAT 領域 /boot/iso/ 以下に書き込み GRUBで起動してます
> # 以前は TORAM オプションあったけど, 最近(?)バグ含んでて使えないので
> USB で bootし, インストールしています。

なるほど、なんとなくイメージできてきました。
ISOイメージをUSBにダンプして使っているわけではないんですね[1]。

> iso-scan/filename=$isofile noprompt noeject quiet splash locale=ja_JP

日本語Remixの場合、splashの後ろは次のようになっています。

 -- debian-installer/language=ja keyboard-configuration/layoutcode?=ja
 keyboard-configuration/modelcode?=jp106 maybe-ubiquity

本家Ubuntuの場合、このpreseed設定がなくmaybe-ubiquityのみが存在する
状態です。

提示された例のようにlocaleオプションをつけているために、Liveセッションと
Ubiquityのロケール設定に何かずれが生じているのかもしれません。

[1] https://help.ubuntu.com/community/Grub2/ISOBoot

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Ubuntu GNOME/MATEで起きないのは、おそらくindicator-keyboardか
unity-settings-daemonがいないからです。
これらのソフトウェアはLiveセッション時に、input-sourcesが空なら
localeなどにあわせて、キーボードレイアウトを設定します。
このとき、どのロケールでも英語レイアウトが追加されます。

日本語Remixでは、日本語レイアウトを追加済みなら英語レイアウトの
自動追加は行わないという処理を追加しています。

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RxOrcaさんの使い方の場合、ロケールはjaだけどキーボードレイアウトは
usのみという設定になるような気がします(推測です)。
この状態でUbiquityを起動し、キーボード設定画面で日本語を選んだら、
日本語レイアウトが反映されそうな気もしますが、
上記のindicator-keyboardあたりが何かブロックしているのかもしれません。

RxOrcaさんの使い方をそのまま踏襲したい場合、カーネルの起動
パラメーターをいろいろ変更すれば解決する可能性はありますので、
まずはそちらを試していただけないでしょうか。
-- 
Mitsuya Shibata
mty.shibata @ gmail.com


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