[ubuntu-jp:3159] Re: 障害者に対応−西村
Jiro Matsuzawa
matsuzawa.jr @ gmail.com
2010年 11月 28日 (日) 10:28:59 GMT
森本さん
松澤です。
いくつか情報が不足しているようなので確認させていただきます。
windowsとオペレートナビを使って呼気で入力が可能ということですが、
ubuntuのMLで質問されているということは、ubuntuあるいはその他linux上で作業
したいという前提でよろしいでしょうか。
「すべて口で操作出来るようにしたい」とのことですが首から上を使ってなら、
ヘッドトラッキングシステムとオンスクリーン・キーボードを使えば、
ある程度の入力操作は可能になります。
最近試してみたものとしては、ヘッドトラッキングシステムには、
eviacamというフリーソフトウェアがあり、ウェブカメラを使って
頭部の動きに合わせてマウス操作を行うことができます。
http://eviacam.sourceforge.net/eviacam.php
ウェブカメラはeviacamが認識すれば市販の安物でもかまいません。
オンスクリーンキーボードにはonboardという
ubuntuにデフォルト搭載のものがあります。
ヘッドトラッカとオンスクリーンキーボードを使えば、頭部の動きだけで
基本的なマウスおよびキーボードの操作を行うことができます。
ちなみにこの文章についてはeviacamとonboardを使った入力を行っています。
「伝の心」のような統合的な支援システムではないので、
そういったものとくらべるとユーザビリティは劣るかもしれませんが、
すべてフリーソフトウェアなので、導入、運用コストも小さく、
自由に使えるというメリットはあります。
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Jiro Matsuzawa
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