[ubuntu-jp:1683] Re: XFSファイルシステムについて
hitoht @ gmail.com
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2009年 3月 25日 (水) 06:50:35 GMT
On Wed, 25 Mar 2009 15:02:25 +0900, <nobuyuki.inaba at gmail.com> wrote:
> ある人から、XFSは信頼性、同時アクセスに弱い。データが壊れやすい。
> それだったら、EXT4が安定するのを待てばと指摘されました。
> そうなのかと思いましたが、その人の情報がどれだけ新しいか、正確か知るよしもありません。
とりあえず、XFSにはいくつか問題があるのは事実です。
- NFSやLVMなど、ローカルアクセスで利用するのとは違うシステム
コール経由でたたくとおかしなことになる。
- 上記の条件でマルチストリームでアクセスするとKernelごと落ちる
こともありえる。
- ファイルの中身がゼロで上書きされて吹き飛ぶことがある(新しめの
カーネルではある程度改善)。
- 遅延アロケーション特有の問題で同上。
- 壊れた時のfsckがメモリインテンシブなので、大容量物理メモリないし
大量のスワップを確保しておかないとfsckに敗北する。
あたりが知見として提供できます。
ただし、これらを踏み抜くかどうかはcase by caseです。
> また、ext4がいつになったら安定して使えるのかの判断も不明と思え、
> 複数の方から意見が聞ければと思いましてメールしました。
> みなさん、どうおもわれますか?
9.10やFedoraの最新でdefault ext4になるので、そこで問答無用に
人柱が増えて、阿鼻叫喚が終わってからではないでしょうか。2010年の
後半には妥当な安定性を獲得しているはずです。
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